200円で満たす心と胃袋

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今日の晩御飯はサッポロ一番塩ラーメン。

今日は帰宅が遅くなった。会社に12時間以上いた日の夜は、体も心もへとへとで、ちゃんとした料理をする気力なんて残っていない。

そんな日の晩御飯は、やっぱりインスタントラーメンに頼ることになる。

「サッポロ一番塩ラーメン」。このシリーズの中でも、個人的に一番好きな味だ。何より、簡単で安くて、どこか懐かしくて、疲れた身体と心にちょうどいい。

今日はちょっとだけ贅沢(?)をして、卵を2つ入れてみた。茹でる前に鍋に割り入れて、ふんわりと白身が広がっていくのを見ていたら、少しだけ気持ちが落ち着いた。

麺が茹で上がる頃には、卵が半熟になっていて、スープの塩味とよく合う。コショウを少し多めに振って、ラーメンどんぶりによそった。たった200円ちょっとの晩ご飯だけど、温かさがじんわりと胃に広がる。

外で食べたら軽く1000円を超えるような時代、200円でお腹いっぱいになれて、しかも美味しい。そう考えると、サッポロ一番ってすごい存在だなと思う。

もちろん、健康的な食事とは言えないかもしれない。でも、毎日ストレスと疲労でギリギリの状態で働いて、帰ってきてから料理をする余裕もない自分にとって、この一杯は「癒し」そのものだ。

「ちゃんとしたご飯が食べられてないなあ」と思うこともあるけれど、それでも何も食べないよりはいい。栄養バランスなんて、気にしていたら心が折れてしまう。

たった200円で、今日という一日を締めくくることができるなら、それで充分じゃないか。

ラーメンをすすりながら、ふとテレビをつけて、ぼんやりと時間を過ごす。少しだけ気持ちが軽くなったような気がする。

明日もまた、朝早くから仕事だけど、こういう小さな「満足感」があるだけで、人はなんとかやっていける。

ごちそうさまでした、サッポロ一番。今日もありがとう。


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